派遣薬剤師に興味を持たれている方は多いのではないでしょうか。
ネット広告をよく見かけるけど、どんな人たちが働いているの?なぜ派遣なの?って考えることもありますね。
今回、私が実際に出会った5人の派遣薬剤師+私について①家族構成など②経歴③派遣薬剤師を選んだ理由④勤務時間⑤その他に焦点を置き紹介します。
私が多くの派遣薬剤師に出会ったのは派遣先の薬局でした。
常時3人の派遣薬剤師がいて、1月、3ヶ月、半年など人それぞれのペースで入れ替わり立ち替わり。
まるで流れる川のようでした。今思うと、次々派遣薬剤師に会えるとこも珍しかったです。
皆それぞれの事情で契約終了とともにお別れ。〇〇ももう卒業だねと悲しくなりましたが。
お別れは新しい派遣薬剤師が入る新たなる出会いの時。楽しみもありました。

Contents
みずと実際に出会った派遣薬剤師たち
1人目 0歳児派遣薬剤師ママ(32歳 女性)
①全国転勤の旦那さまを持つ0歳児ママ(今は2歳児)
②ほぼ病院薬剤師のみの経歴
③派遣を選んだ理由は:
(1)1-6ヶ月年単位で更新出来るから→こどもの状態に合わせて勤務時間を変更
(2)転勤しても有給が消失しない+履歴書の転職歴欄がイタズラに増えない
④勤務時間:11:00-20:00 1時間休憩(週休2日) →10:00-18:00 1時間休憩(週5日、土日休み)
→保育園の行き始めは病気がち。土、日+平日3日間勤務で始める。
その後、こどもの状態と店舗の状態を見ながら土日休み+早い時間帯にシフト
2人目 元MR+元薬局管理薬剤師(30歳代 男性)

①専門職のお仕事される奥様をもつ
たまに高時給の派遣案件に出稼ぎ
→ワンシーズン単身赴任生活
②元MR+元薬局管理薬剤師+スポーツファマシスト
・営業職の経歴をもつだけに天性のコミュニケーション能力で爽やか
→短期間雇用である派遣薬剤師は率先力。早く仕事を覚えるためにコミュニケーション能力は重要
③派遣薬剤師を選んだ理由:資格試験の勉強などに力を入れたい(午前中に勉強)
④勤務時間:15:00-20:30 休憩なし(平日)、11:00-20:00 1時間休憩(土曜日)
→法律の関係で、残業入れて6時間/日未満であれば休憩なしの勤務も可能なよう。6時間はダメでしたが5.5時間/日(休憩なし)は契約可能でした。夜の時間帯の派遣を必要としてる薬局も多いので、交渉次第で夜のみカバーを受け入れてくれる(週40時間条件のところでも)とこもあるよう、担当者に相談を。
⑤派遣先薬局の契約更新を1回はすると決めていた(1期間契約のみではみえないことも多いため)
3人目 元MR+元病院薬剤師(30歳代 女性)

①全国転勤の旦那さまを持つ
②元MR+元病院薬剤師
・元MRなだけ天性のコミュニケーション能力で爽やか→スムーズに仕事覚えが早い
・医療事務資格の勉強→元病院薬剤師のため、より自信持って仕事できるように
③派遣を選んだ理由は:
(1)転勤族であるため全国規模に強い派遣会社を希望
(2)転勤しても有給が消失しない+履歴書の転職歴欄がイタズラに増えない
④勤務時間:11:00-20:00 1時間休憩(平日)→15:00-20:00 休憩なし(平日)
2人目の方に影響を受け勤務時間を変更
⑤3ヶ月ごとに派遣先をかえる
⑴どんな薬局でも率先力になる薬剤師になるため
⑵期間を決めてを分野ごとに勉強するため
4人目 元大学病院などの門前薬局薬剤師(30歳代 女性)

①独身女性
②元大学病院などの門前薬局薬剤師
③派遣を選んだ理由は、次の仕事を見つけるまでの期間の仕事として
④勤務時間:9:00-17:00 休憩1時間(週3-4日)
⑤最終的に保健所に就職されて派遣卒業
仕事決まるまでの合間だったこともあり、のんびりお仕事
5人目 元医療事務+元大学病院門前薬局薬剤師+元管理薬剤師+薬局オーナ一族(40歳代 女性)

①独身女性、薬局オーナー一族
②元医療事務+元大学病院門前薬局薬剤師+元薬局管理薬剤師
・社会人になった後に薬剤師になられただけ深みのある方で、コミュニケーション能力が素晴らしい
・教育の厳しい大手調剤薬局に勤務され薬の知識はもちろん社会人として仕事へのプロ意識が強い方
③派遣を選んだ理由:薬剤師の仕事は好きだが、薬局経営者側(管理者)としての悩みは多く、ストレスから飛び出して縛りの少ない派遣薬剤師を選択
④勤務時間:11:00-20:00 1時間休憩あり(週3日間) 他の日は家の薬局のお手伝い
→夜型ということもあって生活スタイルに合致。
⑤結局お家の事情が変わり、意思とは反してご自身の薬局に戻られ、派遣を卒業。
6人目 長く派遣でお仕事をされていた薬剤師(60歳代 女性)

①家族構成不明
②ずっと派遣薬剤師(その前は不明):派遣慣れされてました
③派遣を選んだ理由:不明
④勤務時間:11:00-20:00休憩あり(平日のみ)
⑤控え目な方で仕事に慣れるスピードとても早く自然。全て卒なくこなされる
暖房がほぼきいていない店舗だったため寒さには勝てないと、1月のみ契約更新なし
7人目 元大学病院薬剤師(30代女性)

①独身。御実家暮らし
②大学病院に長く勤務。
③派遣を選んだ理由:自由気まま
④勤務時間:
薬局派遣3日/週+病院パート2日/週+時々社内研修会での公演や学会発表
・大学病院元教授より誘われ
→中堅病院にてパート(カンファレンスのみへの参加)
・製薬メーカーや薬の卸の社内研修での講演
⑤派遣しながら、チーム医療や学会発表だけでなく、メーカなどの社内研修会で講演をしている珍しい薬剤師
お金、好奇心そして発表のスリルなどバランスが取れ充実。
まとめ
いかがでしたでしょうか。派遣薬剤師!
今回は派遣薬剤師達の働き方工夫についても合わせて載せてみました!
派遣薬剤に興味ある方、未知な部分もありなかなか手をつけられないでいる方も多いと思います。
色々な事情のある方が色々な勤務形態で働かれています!
ご自身のライフワークに少しでも悩まれている方、派遣薬剤師に興味ある方は直接派遣担当者にお話を聞かれて見てください。目から鱗がポロリになることも多いですよ!
今派遣薬剤師として働かれている方も働き方改革の参考にして頂けると嬉しいです。
後日、下記の派遣薬剤師ブログも記載予定です。合わせて読んで頂けたら嬉しいです
・条件変更のしてもらい方! とりあえず働く!何かあれば次の更新で
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